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Vol.15 「個人向け国債」について

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サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/「個人向け国債」について

1万円から購入できる、「個人向け国債」が今、ちょっとしたブームのようです。変動金利とか政府による買い取り、とはどういうことなのでしょう。今回はこの個人向け国債の特徴と、どのようにして購入し、どのように利益を得るのかお話しします。

*「国債」とは?
 「国債」とは一言で言って、国が発行する「借金の証文」のことです。国はその運営資金を民間会社、外国などから調達(借金)する場合、その証文としてこの「国債」を発行します。国が発行すれば「国債」、企業等が発行すれば「社債」などと呼びます。「国債」を持っていると一定期間後(満期日)に証文に記載された金額が返ってきます。貸した方にとってみれば、それでは何の得もないので、満期日までの間、半年ごとに国から利息が払われます(クーポン、といいます)。国債の満期は10年がもっとも多く、この金利が長期金利などと呼ばれ、国内の経済状態を表す重要な指標になっています。国債は10年満期の他に、2年、5年、15年、20年、30年などがあります。借金の証文ですから、この証文自体も市場で取引されます。たとえば、「2005年発行の10年国債が××円」などと、日経新聞等に掲載されています。借金を取り立てる権利(=債権)、が金融商品となっているわけです。

*「国債」は誰が買う?

 国は、資金調達のため毎年国債を発行しています。最近話題になっている、「日本の借金、1000兆円!」はこの累積額を言っています。この問題はさておき、では、この「国債」はいったい誰が買っているのでしょうか?もちろん、個人でも買うことができますが、ほとんどが、銀行、生命保険会社等の、いわゆる、機関投資家が主なお客となっています。このあたり、元トレーダーの香田真音(こうだ・まいん)氏の小説が参考になります。

*「個人向け国債」は個人のみが購入できる

 これら機関投資家だけでなく、広く国民にも国債にも購入し易くしたものが、「個人向け国債」と呼ばれる商品です。いくつかの特徴がありますが、最低1万円から購入可能、1年以上保有すれば売却が可能、などが謳い文句のようです。個人向け国債には現在2種類あり、ひとつは、「10年満期、変動金利」、もうひとつは「5年満期、固定金利」の2商品です。変動金利は、クーポンの利息が、長期国債の金利と連動しており、かつ、最低金利0.05%が保障されています。また、固定金利のほうは、発売時の金利が満期まで継続されます。今後の金利動静を同見るかによって、この2つの商品の選択を考えていきます。今後、金利が上昇すると見ると、変動金利に決まりでしょう。今後、金利が下がっていくと見ると、固定金利が有利ということになります。もっとも、現状の低金利を見ると、おのずと答えは決まってしまうような気もしますね。個人向け国債は、郵便局や証券会社などで購入することができます。「10年、変動金利型」のほうの利率は一時1%台になったときもありましたが、昨今の経済状況でまた1%を割り込んでいるようです。個人向け国債の詳細は財務省のホームページが参考になります。

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