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Vol.14 「デリバティブ」って、何?(2)-「先物取引」と「スワップ取引」

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サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/「デリバティブ」って、何?(2)-「先物取引」と「スワップ取引」

 前回の「オプション取引」、理解していただけたでしょうか?デリバティブ商品については各種、いろいろなバラエティーが存在し、とてもここだけでは説明できるものではありません。少なくとも、そのエッセンスだけでも感じていただければ十分でしょう。今回は、オプション取引の続きと、「先物取引」、「スワップ取引」について簡単にお話します。

*先物取引

 先物(さきもの)取引とは、ある商品のある特定の数量について、将来の特定の時点を期限日としてあらかじめ定める価格で売買することを契約する取引です。期限日前にその時点での価格で反対売買(売り契約の場合は買い戻し、買契約の場合は転売)して差金決裁することもできます。先物取引の大きな特徴は、このように、必ずしも期限日に現物決裁する必要はなく、期限日前に反対売買(差金決裁)できる点にあります。取引の対象となる商品も、「平均株価(日系平均株価先物)」や「TOPIX(東証株価指数)先物」といったように、もともと受け渡し不可能な商品が対象になったりします。わたしたち善良(笑)なサラリーマンには考えられないような取引ですね。「明日晴れるかどうかに1万円賭ける」という賭博行為といったい何が違うのでしょうか。
 もちろん、金融の世界ではこの先物取引も頻繁に行われています。主な目的はリスクヘッジにあります。将来抱えるリスクを最低限のものにするための手段として、先物取引が行われているのです。

*スワップ取引

 さらに複雑怪奇な派生商品が、この「スワップ取引」です。1990年代以降、金融派生商品(デリバティブ)取引の拡大を牽引してきたのが、このスワップ取引といわれています。スワップ取引とは、ひとことで言うと、「取引時点において、現在価値の等しいキャッシュフローを交換すること」であり、代表的なものには「金利スワップ」と「通貨スワップ」があります。「金利スワップ」について説明するととてもスペースが足りなくなりますので、ここではやめておきます。ま、そんなものもある、程度で構いません。、

 「オプション取引」、「先物取引」「スワップ取引」の3つを金融派生商品(デリバティブ)の代表として超簡単にお話ししましたが、おそらく読者の皆様は消化不良だったことと思います。実際、これらの派生商品は各種の実物取引を利用した、2重、3重の取引にあたり、なかなか理解できないのも無理はありません。さらにこれらの商品を複雑に組み合わせ、一般人には到底理解できないような仕組みを持った商品もたくさんあります。しかし、金融の世界ではこのような複雑な取引が年中行われており、莫大な資金が動いているのです。これ以上は専門書を読んでいただくとして、ここでは、とりあえず、この3つの取引がある、という理解だけで十分でしょう。

 いずれにしても、「理解できない商品には手を出さない」というのが正解でしょう。

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