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Vol.13 「デリバティブ」って、何?(1)-「オプション取引」

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サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/「デリバティブ」って、何?(1)-「オプション取引」

 「デリバティブ」、日本語訳では、「金融派生商品」と言ったりします。わたしたちが良く知っている、株式や債券といった基本的な投資商品から派生した、ちょっと複雑な仕組みをもった金融商品です。デリバティブとして代表的なのは、「先物取引」、「スワップ取引」、「オプション取引」の3つ。今回は、このうち、「オプション取引」についてお話します。

*「オプション」とは「権利」のこと

 自動車を購入するときに、カーオーディオやカーナビ等を「オプション」として注文しますね。また、海外旅行のオプションツアーでは、ショッピングツアーに参加したり、川下りに挑戦したり、あるいはツアーには参加せずにホテルでお休み、なんていう選択もできます。この、「オプション」という言葉、実は、「自分で選択できる権利」のことを意味しています。オプション取引、とは、この「権利を売り買いする」ことなのです。
*何の権利?

 では、いったい、何の権利なのでしょう?たとえばこういうことです。「6ヶ月後に、A社の株を、1000円で買う権利」あるいは、「6ヶ月後に、A社の株式を1000円で売る権利」といったものです。そして、これらの権利にはその値段がつけられています(オプション料)。このような、株式売買の「権利」を売り買いすることを、「株券オプション取引」といいます。つまり、「買う権利」、「売る権利」、それを「売る」、「買う」という4つの組み合わせで取引が行われています。

*「買う権利」を「買った」らどうなる?

 たとえば、現在900円のA社の株価が6ヶ月後には1200円に上がると予想する人が、「6ヶ月後に、A社の株を、1000円で買う権利」を100円で買いました。予想通り、A社の株が1200円になると、このオプションの権利を行使して、1000円でA社の株を購入。そして、市場価格は1200円なのですから、すぐに売ってしまえば、200円の儲け、というわけです。ただし、オプション購入時に100円払っていますので、実際の利益は200-100=100円です。しかし、株価が予想通り上がらず、900円のままだったらこの権利を行使しません。「権利」を買ったわけですから、それを行使する、しないは自由なのです。この場合、始めに払った、100円を損したことになります。

 このように、「買う権利」を「買った」場合、損失はオプション料に限定しますが、利益は株価が上昇すればするほど増えてくることになります。

 ではここで宿題です。この「買う権利」を売った人は、いったいどういう考えで「売った」のでしょう?何らかの目的があったはずです。

 次回は「オプション取引」の続きと、「先物取引、「スワップ取引」について簡単にお話します。

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