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Vol.07 資産運用とポートフォリオ(2)

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サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/資産運用とポートフォリオ(2)

今回は先週に引き続き、ポートフォリオついて考えてみましょう。どのような金融商品の組み合わせが最も好ましいのか、また、わたしたちサラリーマンはどのようなポートフォリオを目指すべきなのでしょうか。

*異なる金融商品の関係-「相関係数」-を考える
 
 いきなり、「相関係数」などという数学的な言葉が出てきました。本講座は入門編ですので、厳密な扱いについては省略しますが、要するに、「関係」ということです。株式の銘柄Aと銘柄Bで考えてみましょう。この場合、銘柄Aの価額が上がると銘柄Bの価額も上がる、という関係があると、相関係数は正の値をとります。これから類推できるとおり、銘柄Aの価額が上がると銘柄Bの価額が下がる場合、相関係数は負であることになります。まったくお互いに影響を受けないときは、相関係数ゼロ、というわけです。入門編では、この計算の仕方は省略しますが、ポートフォリオはこの関係を利用し、相関係数(-1から+1の値をとる)が負である複数の銘柄を所有することにより、どれかの価額が下がったときでも、別の銘柄は逆に上がる、または影響されないようにするものです。ポートフォリオの基本作戦は、「相関係数がマイナス」なのです。

*大もうけするには・・破産の覚悟を・・

 たとえば、相関係数が正の値をとる金融商品を所有していた場合はどうでしょうか。それがたとえば、株式であったなら、ひとつの株価が上昇したら、もう一方も上昇することになります。ダブルで株価が上昇し、大もうけ、ってことになるわけです。しかし、一旦、暴落をはじめると財産すべてが暴落し、あっという間にすっからかん・・ということにもなりかねません。このような状況は、つまり、「ハイリスク、ハイリターン」なのです。この「ハイリターン」は負の方向も含んでいますので要注意です。賢明な皆様は、決してこのような事態が起こらないようにしなければなりません。企業会計では、赤字決算でも事業を継続していくことは可能ですが、家庭においては、即、高利貸しの餌食となってしまい、行き着く先は・・・破産・・・です。

*ポートフォリオの「リスク」と「リターン」

 第3日目で、「リスク」と「リターン」について簡単にお話しました。そのときは、ある一つの金融商品を前提にしていましたが、ポートフォリオを組んで、複数の金融商品を所有している場合は、それらの総合的な「リスク」と「リターン」を考える必要があります。数学的には、このような場合も、想定される「リスク」と「リターン」を計算することが可能です。そのとき必要となるのは、それぞれに金融商品の「リスク(標準偏差)」、「期待リターン」、「所有比率」とそして、それぞれの商品間の「相関係数」なのです。興味がある方は、ぜひ専門の書物など(「金融工学」等の書籍が詳しいです)を調べて計算してみてください。実は、皆さんが加入している、確定拠出年金なども、その所有比率などからポートフォリオの「リスク」、「リターン」が計算可能です(かなり厄介ですが・・・)。

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