技術者,エンジニアのための独立・起業支援_LIFE PLANNING[ライフプランニング]

Vol.06 資産運用とポートフォリオ(1)

  • HOME »
  • Vol.06 資産運用とポートフォリオ(1)

サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/資産運用とポートフォリオ(1)

「我が家には資産などというものはない!」なんて言わないでください。資産とはその絶対額の大小で決まるのではなく、その人の生活との関わりによってその価値が決まるものです。ですから、どんな人でも資産を持っているはずです。その大切な資産を減らさないこと、またはどうしたら増やせるのでしょう?今回は「ポートフォリオ」という考え方についてお話します。

*「ポートフォリオ」とは紙ばさみ、のこと

 辞書を引くとそう書いてあります。紙ばさみとか、書類入れ。要するにいろいろな書類をひとつにまとめて、全体で管理する、というようなことでしょうか。資産運用においても同様のことが行われます。すなわち、たとえば、株式を持つ場合、A社の株式だけでなく、B社やC社もそれぞれある比率で持つ。これは何のためでしょう?主な目的はリスクの回避です。A社だけの株式を運用している場合、万が一、A社の経営が傾いたりするとそれに投資していた財産すべてが損失を被ることになります。このようなとき、A社以外のB社、C社株を同時に所有していると、もしかしたらA社による損失がカバーできるかもしれません。このように、たとえば株式の場合、複数の銘柄に投資することによって、最悪のケースを防ぐ目的で「ポートフォリオを組む」ことが一般的です。

*ポートフォリオの目的は「リスクヘッジ」

 「リスクヘッジ」などと、なにやら専門的な言葉が出てきましたね。ここでいう、「ヘッジ(hedge)」という言葉味は、「防ぐ、防御する」というような意味で使用しています。つまり、リスクヘッジとは、リスクを防ぐ、またはリスクを(最低限に)抑える、ということです。上述のポートフォリオを組むことによって、リスクをヘッジしようというものです。ポートフォリオを組むことによって、もしかしたら、利益の最大値は逃してしまうかもしれません。が、元本がなくなってしまうような、最悪の事態に陥ることは避けることができます。

*具体的には?

 要するに、株価の上昇、下落が相反するような株式を組み合わせて保持するわけです。たとえば、暖房機器メーカは暖冬であると収益が上がらず、株価は下がるかもしれません。しかし、そんな冬はもしかしたら、アイスクリーム屋さんは大忙しだったりするかもしれません。当然、収益は上がり、株価も上昇することでしょう。この、暖房機器メーカの株式とアイスクリーム屋さんの株式(そんなのあるかな?)を同時に所有していたとしたら、たとえ、予想外の暖冬であっても大損することは避けられるかもしれません。これは極端な例かもしれませんが、考え方は同じです。経済その他の環境の変化に対して、相反する値動きをする証券を所有することによって最悪の事態を避けようとするものです。これは、株式などの証券に限ったことではなく、たとえば、現金はインフレに弱いが、不動産は追従する、という性格を利用して、資産を預金等の現金と、土地などの不動産に分けて所有する、というようなこともよく行われるポートフォリオ作戦です(この場合、アセットクラス、といったりしますが、気にしないでください)。

◀ 前の記事へ 次の記事へ ▶
  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
  • LINE
rabyyhp
WB-1
WB0
WS

WoobyStudio FBもチェック

PAGETOP
Copyright © LIFE PLANNING All Rights Reserved.