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Vol.03 リスクとリターンについて

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サラリーマンのためのマネー講座(入門編)/「リスクとリターンについて

「リスク」と「リターン」は金融商品を扱う上で最も基本的な概念。簡単に言ってしまえば、この商品によってどのくらいの利益が見込めるか(リターン)、また、それはどのくらい確実か(リスク)、ということです。どの金融商品を選ぶかは、この、「リスク」と「リターン」を知ることが最も重要です。

* 「リターン」=「キャピタルゲイン」+「インカムゲイン」

 たとえば、A社の株式を100万円で買って、それが110万円で売れたら、10万円の利益。売る前には、配当金として1万円受け取っていた、なんて場合は合計111万円のリターン、ということになります。実は、この「リターン」、このように、売買による利益と、配当のように、持っているだけで得られた利益があることがわかります。前者を「キャピタルゲイン」、後者を「インカムゲイン」と言います。投資信託も同様ですね。収益分配金が「インカムゲイン」で売買で得た利益が「キャピタルゲイン」というわけです。このように、リターンは、両者の和として計算されます。通常は、これらの利益を投資元本で割り算し、パーセント表示にして表します。111万円の利益が得られた例では、(110+1-100)/100=11/100=0.11、すなわち11%のリターン、ということになります。

*「リスク」とは、期待値の「ばらつき」のこと

 この「リスク」が少々理解しにくいかもしれません。通常、私たちがリスクという言葉を使うときは、「何か、危ない気配」のようなものをイメージしていることが多いことと思います。しかし、金融の世界では、リスクというのは、「ぶれ」のことを言います。たとえば、ある株を買って、10%の利益を期待しているとき、実際には15%の利益が出たり、または、5%の利益だったりします。あるいは、-10%という損失を被るかもしれません。このような不確実性があることを、「リスクがある」といいます。したがって、必ずしも、マイナスの結果をリスクというわけではなく、プラスの「ぶれ」もリスクとなります。逆に言うと、「ぶれ」がないものは、それがたとえ損失であっても、「リスクがない」ということになります。何か不思議な感じがしますが、ただ、よく考えてみると、「必ず損をする商品」に手を出す人はいませんよね?だからリスクが無いのです。この「ぶれ」が大きい商品を「リスクの大きい商品」というわけです。株式などは、銀行預金にくらべてその変動幅が大きいため、「株式は預金よりもリスクが大きい」というわけです。

* 「リスク性商品」

 こうして考えてみると、銀行預金や郵便貯金などの、あらかじめきまった利息が得られる金融商品以外はすべて「リスク性商品」となります。つまり、その運用の結果の予測が確実でないわけです。現状の、預金金利が低くおさえらている状況を考えると、これら「リスク性商品」を無視することはできません。「サラリーマンのマネー講座」の大きな目的は、これらのリスク性商品と付き合っていくための必要最小限の知識を得ようというものなのです。リスクとリターンの数学的扱いについては「応用編」のほうで解説したいと思います。

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